診療案内(一般外来)
耳の病気
中耳炎(急性中耳炎)、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、耳硬化症、内耳炎、外耳炎、突発性難聴、顔面神経麻痺、など
耳の症状
耳の痛み、耳がはれる、耳鳴りがする、耳だれ・耳から液体のようなものが出る、聞こえづらい、音がこもる、音が響く、めまい、頭痛、など
鼻の病気
アレルギー性鼻炎・花粉症、副鼻腔炎(蓄膿症)、鼻茸(鼻ポリープ)、鼻中隔弯曲症鼻出血、嗅覚障害、など
鼻の症状
鼻づまり、鼻水(黄色い鼻水)、くしゃみが止まらない、においを感じない、鼻血がでる、鼻の痛み、鼻の腫れ、鼻がかゆみ、のどに鼻水が垂れる、など
喉(のど)の病気
咽頭炎、喉頭炎、扁桃炎、反回神経麻痺、声帯ポリープ、声帯結節、嚥下障害、味覚障害、など
喉(のど)の症状
のどの痛み、扁桃が腫れる、のどがつかえる・つまる、呼吸がしづらい、ものが飲み込みづらい、声がかれる、痰がからむ、咳がひどい、血痰がある、など
睡眠時無呼吸症候群の検査
睡眠時無呼吸症候群とは、寝ているときに何回も呼吸が止まり、大きないびきを繰り返す病気です。睡眠時無呼吸症候群の症状は、いびきや日中の眠気といったような自覚症状の乏しい病気です。
睡眠時呼吸症候群による睡眠中の低酸素血症や炭酸ガス血症は、肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病と密接な関係があり、放っておくと様々な合併症を引き起こす危険があると言われております。
症状
- 起床時の頭痛
- 大きないびき
- 日中の強い眠気
- 頻回の途中覚醒
- 倦怠感
- 集中力の低下
- 起床時の喉の渇き
- 夜間の頻尿
睡眠時無呼吸症候群が疑われる方は、どの程度の睡眠時無呼吸があるのか、その重症度を検査で調べることが大切です。
睡眠時無呼吸症候群の検査には、睡眠時無呼吸簡易検査と睡眠時無呼吸精密検査(PSG検査)の2種類があり、いずれも自宅で検査することが可能です。最初は、睡眠時無呼吸簡易検査を行い、さらに精密検査を要する場合に睡眠時無呼吸精密検査(PSG検査)を行います。
検査は、センサーを装着した状態で就寝していただくだけで、痛みを伴うことはありません。
検査の流れ
1説明
- 医師から検査の説明を受けます。
2行スあ業者業者から連絡があります
- 業者から自宅または携帯へ連絡が入ります。検査装置の発送日・発送先などを確認致します。
3検査装置をお届け
- 業者から検査装置が届きます。ご自宅にて1晩検査を行います。検査終了後、検査装置は宅配便にて業者へご返却していただきます。
4結果説明
- 次回の外来時に、病院にて検査結果をご説明いたします。
予防接種
インフルエンザの予防接種について
毎年10月よりインフルエンザワクチンの予防接種を行っています。皮下注射です。接種費用は3,500円(税込)です。
以下の方は、福岡市の助成により接種費用の自己負担金が1,500円で接種を受けられます。
※福岡市内に住民票(外国人登録を含む)があり、次に該当する人が対象。
- 接種日当日に65歳以上の方
- 接種日当日に60歳以上65歳未満で、心臓、じん臓もしくは呼吸器の機能 または ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障がいがある方(身体障害者手帳1級相当)
(上記障がい以外での身体障害者手帳1級相当の方は該当しません)
帯状疱疹ワクチンについて
帯状疱疹とは、水痘(みずぼうそう)にかかったことがある人が、免疫力が低下すると再発する病気です。帯状疱疹は、体の片側に痛みや発疹が出現し、重症化すると視力低下や顔面神経麻痺などの合併症を引き起こすことがあります。また、皮膚の症状が治っても、慢性的な神経痛が残ることもあります。 帯状疱疹は、80歳までに約3人に1人が発症すると言われており、特に50歳以上の方は発症率が高くなります。
そういった帯状疱疹を予防してくれるワクチンは現在、50歳以上の方あるいは18歳以上の免疫抑制のある疾患や治療をしている方で受けることが可能です。
現在2種類の帯状疱疹ワクチンがあり、効果や費用などに違いがあります。
- 弱毒生水痘ワクチン 商品名:「ビケン」従来型ワクチン(1回接種)
弱毒化された生きたウイルスが含まれており、小児に使用する水痘ワクチンですが、帯状疱疹を予防する効果があります。 皮下注射です。1回の接種で済みますが、予防効果は約60%で、5年を超えると効果が低下します。 接種費用は7,700円(税込)です。 - 不活化ワクチン 商品名:「シングリックス」(2回接種)
2か月間隔で2回接種(合計2本)が必要ですが、予防効果が90%以上と高く、効果の持続も10年程度見込まれます。 筋肉内注射です。生ワクチンに比べると、注射部位の痛みや発赤、腫れなどの副反応が多いと言われています。接種費用は1回22,000円(税込)、2回接種で44,000円(税込)です。
手術療法
耳の手術
滲出性中耳炎(外来手術) | 鼓膜切開術、鼓膜チューブ留置術 |
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慢性中耳炎(日帰り・入院) | 鼓膜形成術、鼓室形成術 |
真珠腫性中耳炎(入院) | 鼓室形成術・乳突削開術 |
耳硬化症(入院) | アブミ骨手術 |
鼻の手術
アレルギー性鼻炎・花粉症(外来手術) | 下甲介粘膜焼灼術(炭酸ガスレーザー治療) |
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発熱患者様への対応について
外来感染対策向上加算
当院外来においては、受診歴の有無にかかわらず、発熱その他感染症を疑わせるような症状(インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など)をお持ちの患者様の外来診療に対応しております。
当院は新興感染症の発生時等に自治体の要請を受けて発熱外来を実施する「第二種協定指定医療機関」に指定されています。
当院では、「外来感染対策向上加算」を算定しています。患者様やご家族、当院の職員、その他来院者等を感染症の危険から守るため、感染防止対策に積極的に取り組んでいます。
- 感染管理者である医師を中心に、職員で院内感染対策を推進します。
- 標準的感染予防策を踏まえた院内感染対策を推進していきます。
- 感染対策について他院と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け院内の感染対策に努めます。
- 外来での感染防止対策として、発熱症状等、感染症の疑われる患者様を空間的に分離し、一般診療の方とは別にして対応します。受診の際は、お手数ですが、受診前にお電話(092-531-0281)でご連絡いただきますようお願いします。
診療報酬改定に伴う掲示
医療DX推進体制整備加算
当院では医療DXを推進のため、以下の体制を整えております。
- オンライン資格確認等システムを通じて取得した診療情報、薬剤情報の活用
- マイナ保険証の利用を促進し、医療DXを通じて質の高い医療を提供
- 電子カルテ情報共有サービス、電子処方箋の導入(※今後導入予定)
これらについては体制整備加算となり、経過措置期間であり現在体制を整えています。
正確な情報を取得・活用のため、マイナ保険証のご利用にご協力くださいますようお願い致します。